こんにちは、Georgeです😊

 

 

前回のジャーナルで、pun(ダジャレ)を取り上げたのですが、今回、似たものとして「洋楽のparody」を取り上げます。

 

 

 

まず、普通の歌とパロディの特徴を考えることから始めてみましょう🌱

 

 

多くの洋楽では次のような理由から歌詞の意味が英語上級者であっても捉えにくいことがあります。

 

・抽象的:具体的なイメージがつかみにくい

 

・比喩的:象徴的なフレーズが使われている

 

・哲学的:深く考えさせる内容である

 

・内省的:自分の心を掘り下げているような歌詞

 

・詩的:美しく洗練されているが、理解しにくい歌詞

 

 

一方で、パロディが追及しているのは「面白さ」だけなので、シンプルで直接的な歌詞が大半です。

 

パロディはくだらない内容でスラングも多いので、直接、定期テストに役立つことはありませんが、理解しやすい英文が使われているで、実は英語力をつける学習教材としても有効なんです📖

 

あまり肩ひじを張ることなく、普通の学習に飽きた時などの気分転換に、聴いてみてください。

 

 

 

ただ、注意点があります。

 

折角、時間を潰すのであれば、少しは英語の学習に役立つものにしたいです。

 

 

 

このため、次のようなサイクルで聴いてみましょう🎧

 

 

①パロディは、その元歌を知らないと単なるナンセンスになってしまいます。

 

それでは面白さが半減してしまうので、まずはYouTube Musicなどの動画を見られる音楽配信サイトで、元になっている歌を楽しみましょう。

 

たいてい、カッコよくできているので、まずは感動しましょう✨

 

オリジナルの歌については、歌詞の解釈が難しくてわかりにくいものも多いので、今回は、思い切って、気にしないことにしましょう。

(もちろん、とても気に入ってどんなことが歌われているのか気になった場合には、独学で頑張ってみてください!)

 

 

 

②インターネットでパロディの歌詞を検索して、辞書も引きながら読んでみましょう。

(例えば、「Eat it!」であれば、「Eat it, Lyrics」と検索すれば、いくつか歌詞を掲載しているサイトを探せると思います。)

 

スラングも多いので全てはわからないかもしれませんが、「どうせくだらないネタなんだから」とあまり気にせずに、ある程度辞書を引いて、大体の意味を把握しましょう。

 

易しい英語が使われているので、ほとんど意味はわかると思います😊

 

そして、素直に笑ってしまいましょう。

 

 

 

③パロディのミュージックビデオを観て、「よくできているなぁ」と感心しながら、歌詞を思い出して、あまりのくだらなさに、もう一回笑いましょう。

 

元歌の歌詞とも比較して、どんな単語のモジリがあったのかなども調べて、フレーズや単語を自分の物にしてしまいましょう📚

 

 

 

 

“Weird Al” Yankovic

 

 

今日紹介するのは、”Weird Al” Yankovicという人です。

 

 

「weird」とは「変な」「風変わりな」という意味で用いられる形容詞ですが、芸名にweirdを付けている変人です😄

 

 

1980~90年代にかけて数多くのパロディヒットを発表し、Wikipedia(日本語)では「パロディ音楽の第一人者」と紹介されています。

 

失礼ながら過去の人と思っていたのですが、2014年に発表したアルバムはグラミー賞の「Best Comedy Album」を獲得し、公式ホームページでは今年(2025年)には67都市で75回のコンサートを行った旨が書かれていました。

 

まだまだ現役のようです🌟

 

 

 

彼の名曲(迷曲?)を数曲紹介します。

 

初期の歌にはミュージックビデオがありません。

 

また、アコーディオンの演奏だけでレコーディングされたものもあり、なんとものどかな感じもします🎵

 

 

 

 

<Eat it!>(元歌:Beat it! (Michal Jackson))

 

マイケル・ジャクソンは格好いいですが、Weird Alも負けていません笑

 

歌詞の中で、Captain CrunchとRaisin Branという固有名詞が出てきます。

 

どちらもアメリカでは誰でも知っているシリアルのブランドです🥣

 

Don’t you know that other kids are starving in Japanと、突然日本のことが出てきます。

 

Eat it!が制作された1984年は日本の経済がとても強く、アメリカでは「ジャパン・バッシング」が行われていたような時期です。

 

この部分の歌詞は、こうした時代背景を反映した強烈な皮肉です。

 

 

 

 

<Fat> (元歌:Bad (Michael Jackson))

 

これも元歌がマイケル・ジャクソンのものです。

 

元歌のビデオを相当意識しているので、Fatの歌詞とビデオはほとんど関係ないです。

 

なお、When you’re having seconds, I’m having twenty-thirdsという箇所がわかりにくいです。

 

secondは、「二番目の」を意味する単語ですが、ここから派生して、複数形(名詞)で「(2杯目の)おかわり」という意味があります。

 

これをもじって、thirdsで3回目、fourthsと、おかわりが続いていくという考えです💡

 

なので、この歌詞は「あんたが2杯目のおかわりをしている間に、俺は23皿目を食べてるぜ!」という意味になります。

 

 

 

 

<I love rocky road>(元歌:I love rock’n’roll (Joan Jetts and the Black Hearts))

 

Rocky Roadとは、アーモンドとマシュマロが入ったチョコレートアイスです🍨

 

元歌は直球でロック魂を歌いあげている、とても渋いものなのですが、「アイスクリームが好きだぜ」というくだらない歌にしてしまうことにパロディの意味があります。

 

なお、サビのところで、Googleで検索して出てくる歌詞はWeren’t you gonna buy half a gallonとなっていますが、Won’t youが正しいです。

(他の歌詞サイトではこうなっていますし、Won’tでないと、意味が通じません。)

 

 

 

 

<Another one rides the bus> (元歌:Another one bites the dust (Queen))

 

Weird Al初期の歌なので、ミュージックビデオがありません。

 

ただ単に「混んでいるバスに、もう一人客が乗る」と歌っているだけの、とてもくだらない(でも、分かりやすい)歌詞です。🚌

 

 

 

 

 

おまけ:The Holderness Family

 

YouTubeなどのSocial Mediaでたくさんのパロディを発表しているThe Holderness Familyというアメリカの「家族」がいます(夫妻二人の活動がメインのうようです)。

 

パロディだけでなくオリジナルの歌もYouTube配信していたり、また、Podcastでも情報発信しています📱

 

 

彼らのパロディはとてもよく出来ていて面白いのですが、残念ながらネット上には歌詞が掲載されていません。

 

 

YouTubeの画面には字幕で歌詞が掲載されてはいるのですが、ゆっくり英語の歌詞を検証することができないので、初学者の英語学習用には向いていません。

 

このため、今回のジャーナルでは「おまけ」として取り上げることにしました😊

 

 

 

 

<It’s Not Rice >(元歌:It’s my life (Bon Jovi))

 

ピカイチのパロディ歌です。

 

 

初めて見た時に爆笑してしまい、そこから’Weird Al’ Yankovicを思い出し、「楽しく英語を学べる方法」として今回のジャーナルを書くに至ったという経緯があります。

 

実は、元歌のIt’s my lifeは、「自分の人生を生きろ!」という強いメッセージが込められているBon Joviの代表曲の一つです。

 

 

これを茶化して、「これはお米(ご飯)ではない!カリフラワーだ!」と力強く歌う姿は、やはり笑うしかないです😂

 

パロディは元歌を知っていてこそ面白いものなので、Bon Joviの渋いミュージックビデオをしっかりと見てから、この歌をYouTubeで見てくださいね。

 

本当にくだらない歌ですが、易しい英語なので、YouTube画面の歌詞だけでも追えるかもしれません🌈

 

 

 

 

<I knew Zoom was trouble> (元歌:I knew you were trouble (Taylor Swift))

 

The Holderness Familyは、Taylor Swiftの名曲も笑いものにしています。

 

コロナ禍でZoomを始めとするビデオ会議が急速に普及した頃に制作された歌です。

 

 

ラップトップでカメラ位置の調整が上手くいかなかったり、急にWi-fiが途切れたりなど、ビデオ会議でのトラブルあれこれが歌に盛り込まれています💻

 

この歌は、元歌を知らなくても楽しめるかも。

 

 

 

 

<Cellphone light – “Opalite” (元歌:Opalite (Taylor Swift)>

 

元歌のOpaliteはTaylor Swiftの最新アルバムThe life of a showgirlの収録曲です。

 

このアルバムは2025年10月3日にリリースされたのですが、The Holderness Familyは、短いバージョンではありますが、10月22日にはパロディを配信していました🎶

 

 

 

 

<I still haven’t found what I’m looking for> (元歌:I still haven’t found what I’m looking for (U2))

 

元歌は、「人生における探求」みたいな、深い歌なのですが、このパロディは、「鍵をはじめとしていろいろなものを探せず、いつも奥さんに頼っている人の歌」です🔑

 

 

 

 

<Where’s my phone?> (元歌:Into the unknown (Idina Menzel and Aurora) ※映画Frozen2より)

 

スマホを探せなかったので、スマホなしで外出した時の心細さを切々と歌い上げています笑

 

 

 

 

 

おわりに

 

英語の学習を進めていくと、覚えないといけない英単語のあまりの多さに圧倒されたり、返ってきたテストの点数が思い通りでなかったりして、「もう、英語なんか捨てたい!」と思うこともあるかもしれません。

 

そんな人にこそ、ぜひ、前回のジャーナルで取り上げた「Puns(ダジャレ)」や、今回の「パロディ」に触れて、英語学習を楽しいものと再認識していただければと思っています🌟

 

 

苦しいことばかりでは長続きしないものです。

 

 

 

息抜き半分で勉強できるネタとして使っていただければ幸いです😊

 

 

 

 

 

 

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