フローを体得しよう

こんにちは、Timです。

今回は「フロー」について紹介していきます。

 

成長するためのヒントになる理論ですので、

学習だけでなくチャレンジしたいことに取り組む時は意識してみましょう!

 

●フローとは?

フローとは、時間を忘れて何かに没頭する精神状態のことで、

ポジティブ心理学を研究していたチクセントミハイが提唱しました。

 

「どういう時に幸せなのか」を追い求め、フロー体験こそ幸せのカギだと述べたのです。

 

 

「本を読んだり問題を解いたり没頭して、気付けば日が暮れていた」という経験は誰にでもあると思います。

このように時間を忘れるほど集中して対象に入り込んでいる状態のことをフローといいます。

 

 

※「ゾーン」もフローと似た状態として紹介されることがありますが、

ゾーンはフローよりさらに集中した状態です。

 

アニメや漫画で、相手の動きがゆっくりに見えたり、

先読みできたりするようなシーンは、ゾーンに入った状態と言えるでしょう。

 

生活の中でフロー体験が多ければ、

パフォーマンスを上げるだけでなく、自信や幸福感をアップさせることができます!

 

フローの発動条件は、「自分の能力が発揮できる」x「難易度が高い」ことに取り組むこと。

 

難易度が高すぎて能力が発揮できない場合は不安状態に陥り、

やる気を失ったり、挫折につながってしまいます。

 

自分の能力を発揮して、少し難易度の高いチャレンジをすることで、

フロー状態に入ることができ、より成長することが可能です。

 

 

●フローに入るための条件

様々な条件がありますが、ここでは学習中に意識すると良い3つのポイントを紹介します。

 

 

①スキルと難易度が適切な内容か

自分に合った難易度の教材や問題に取り組めているか確認しましょう。

 

自分の能力以上に難しい問題に取り組み続けると、

「自分は解けるようになるのだろうか?」「いつまでも点数が伸びないのではないか?」と不安な状態が続いてしまいます。

 

逆に簡単すぎると、退屈してしまったり点数が伸びていかないので、

自分の力より少し上の難易度の問題に取り組む時間を増やすように意識しましょう!

 

 

②選択と集中が出来ているか

この時間は、「これをやる!」と決めることが大事です。

裏を返せば、「それ以外のことはやらない!」と決めること。

 

たくさんやることが頭に浮かんでいると、「あれもやらなきゃ、でも間に合わないかも」と集中できません。

「この1時間はこれだけに取り組む!」と決めて学習しましょう!

 

 

③没頭環境があるか

静かな部屋で没頭出来る環境が大事です。

スマホの通知が数分単位で目に入ったり、学習と関係ない物が視界に広がっていると、とても集中状態には入れません。

 

スマホを目に入らない場所に置いたり、机を片付けたり、

使わない物はなるべく視界から見えないようにし、目の前のことに没頭できる環境を作りましょう。

 

 

***

 

どうしても高い目標にたどり着きたい。

そのためには、難易度が高い問題にチャレンジせざるを得ない。

でも問題が解けなくて心が折れてしまう……という方がいるかもしれません。

 

私の体験でも、「志望校に合格するには、その難易度の問題を解けるようにしなくては」と、

何度も難しい問題にチャレンジしては、自分の至らない現状を嘆くサイクルを繰り返していました。

 

 

そんな方に、フローを活かした2つのアドバイスを送りたいと思います。

 

1.目の前の目標を低く設定する(=難易度を下げる)

高い目標を立てて頑張るのは、とても素敵なことです。

なので、諦める必要はありません。

 

ただ、 高い山のてっぺんだけを見て進み続けるのはかなりしんどいので、不安が募って挫折してしまうかもしれません。

 

そんなときは、いきなり100点満点を目指さないことが大事です。

 

自分がいまどれくらい理解できているのかを数値化してみて、

たとえば現状3割理解できているなら、まずは5割の理解に達することを目標にしましょう。

 

周りよりペースが遅いと焦ってしまうかもしれませんが、その人を見ていても焦りが膨らむだけです。

今の状態をいかに日々1.2倍成長できるかに注力しましょう。

そうすれば自然と、難しかった問題に前向きにチャレンジできるようになっていくと思います。

 

 

2.既にある自分の能力を使えないか考える(=自分の能力を発揮する)

難しい問題を解き続けると、「新しいことを学ばないと」と焦る気持ちが生まれます。

新しい知識を詰め込んでいくことも大事ですが、「分からないこと」に触れ続けると、気力の低下を招きます。

 

そんなときは、

「自分が分かっていることは何か?それを使って出来ることはないか?」と自分に問いかけてみてください。

 

新しい知識がなくても、自分の知識を組み合わせれば解ける問題もあるかもしれません。

「この1週間で学習した内容を活かせば、どんな問題が解けるだろう?」と考えてみるのもおすすめです。

 

例えば英作文であれば、

文章は分からないけど単語は分かるとか、5文型は頭に入っているとか、自分の理解していることがあるはず。

その理解を活かして解ける問題はないか考えてみましょう。

 

「自分の能力を活かせている」という感覚は、

すごく自信がつきやすく勉強に対するモチベーションがアップするので、フローにも入りやすくおすすめです!

 

 

いかがでしたか?

これまで無意識にフローに入っていたということも多いかもしれませんが、

これを日々起こすことが出来れば、より成長を実感しやすくなると思います。

 

ぜひ意識して過ごしてみてくださいね!

 

 

 

Have a lovely day💖

✨瀬戸・志段味の英語と英語でプログラミング教室MIRAI Labo.✨

https://mirai-labo1513.com/