こんにちは、Timです 😄

 

みなさんは幸せになる方法について考えたことはありますか? 🧚

 

腰を据えて考えたことはないかもしれませんが、「幸せになりたくない」と思う方は少ないのではないでしょうか。

 

世の中には、幸せについていろいろな考え方がありますが、今回は精神科医である樺島さんの著書『精神科医が見つけた3つの幸福』を参考に、幸せとは何かについてご紹介したいと思います 📖

 

私もそうでしたが、幸せのことを「努力を続けた結果、手に入るご褒美」と思ってはいませんか?

 

樺島さんによると、「幸せ」という状態は日々の一瞬一瞬にあるそうです ⏰

 

一体どういうことなのか、これから説明していきます。

 

 

3つの幸せ

 

樺島さんは、幸福とは何かという問いに対して、精神医学、脳科学から答えを提示しています 💖

 

私たちが幸せを感じるとき、脳の中では100種類以上の幸福物質が出ているそうです 🥛

 

そのなか でも日常的な幸福感を構成する主たるものは、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンです。

 

言い換えれば、この3つの物質が十分に分泌されているとき、私たちは幸せと感じているのです 💯

 

 

そこで今回は、この3つの幸福物質がどんなものなのか、これらを生み出す条件は何なのかをご紹介します。

 

 

1. セロトニン的幸福

 

健康の幸福。体調がいい、気分がいい、爽やか、癒されるなどの気分や感情、体感にまつわる幸福です。

 

雑念がなく集中している状態、瞑想状態はセロトニンが活発な状態と言えます。

 

セロトニンが低下すると、不安になったり、集中できなくなったり、感情がコントロールしづらくなります 🥲

 

 

2. オキシトシン的幸福

 

他者との交流、人間関係によって生まれる幸福。

 

誰かと一緒にいて感じる、楽しい、嬉しい、安らぐなどの感情はオキシトシン的幸福です👨‍👩‍👦‍👦

 

誰かから応援をもらえているという実感があると、より感じやすいです。

 

 

 

3. ドーパミン的幸福

 

成功の幸福。お金を得る、目標を達成する、名声を得ることで得られます💰

 

ドーパミンはやる気の源で、高揚感や興奮を感じます。

 

ドーパミンが出るから努力できるし、成長にもつながります。

 

ただ注意点は、過剰になると依存的になること🆘

 

スマホやゲームは手軽に快楽を得られてしまうため、一度ハマると抜け出しづらくなってしまいます。

 

 

 

幸せの優先順位

 

幸福な人生にアプローチするためには、この3つの幸せを順番に満たしていく必要があります。

 

下図をご覧ください。

 

<幸せの三段重理論>

 

図のとおり、セロトニン的幸福 → オキシトシン的幸福 → ドーパミン的幸福という順番があります。

 

自分の健康を後回しにすると、いくら成功や愛が満たされても、どこか幸せを感じられないのです。

 

言われてみれば当たり前に思うかもしれませんが、現実では優先順位を逆にしてしまう方も多いと思います。

 

セロトニンが不足していれば、オキシトシンやドーパミン的幸福も得づらくなってしまうことを覚えておきましょう 💡

 

 

 

幸福の性質

 

さらに、幸せの性質について2点ご紹介します。

 

 

(1)減る幸福、減らない幸福

 

今回3つの幸せについてフォーカスしていますが、これらは、減る幸福と減らない幸福があります。

 

結論から言うと、ドーパミン的幸福は減っていきます。

 

つまり、手に入れても長続きはしません。

 

同じ刺激を得ても、次により多くの刺激がないとドーパミンが出ない底なし沼だというのです。

 

 

逆に、他2つの幸福は同じ体験であっても、幸福感を感じやすい。

 

綺麗な青空やかわいい動物を何度見ても癒し効果がなくならないのはこのためです。

 

そこで、セロトニン的幸福、オキシトシン的 幸福をベースとして築き上げることを大切にしましょう

 

ドーパミン的幸福はプラスアルファの幸福と考えるのがお勧めです👌

 

 

 

 

(2)幸せは結果ではない

 

記事の冒頭で、「幸せは努力を続けた結果手に入るご褒美ではない」と書きましたが、どういうことでしょうか 🤔

 

大会に優勝したとき、テストで良い点数をとったときなど、大きな目標を達成すると、確かに大きな幸福感を得られるでしょう 🙌

 

ただそれは、永続的ではありません。

 

もちろんこの幸福感を否定するわけではありませんが、その幸福だけを追い求めていると、その道中の幸せを蔑ろにしてしまう可能性があります。

 

小さな達成だけでもドーパミンは分泌されますし、「健康である」というセロトニン的幸福、「支えてくれる人がいる」というオキシトシン的幸福は、遠い未来ではなく今感じることができる幸福です。

 

この幸福を維持し、失わないようにすることで、持続的に幸福を感じやすくなります💕

 

 

次回のジャーナルでは、3つの幸福感を感じるためにどんな行動をとればよいか具体例を紹介したいと思っていますが、今回1つだけご紹介します。

 

 

今回のポイントを強調するなら、セロトニンが一番大事ということです 🌟

 

そのため「朝の光が心地いい!」「青空が爽やか!」「ご飯が美味しい!」と、ちゃんと味わうようにしましょう。

 

 

心の中でも良いので、しっかり声に出すのがおすすめです 👄

 

気分が落ちているときは感じづらいですが、そんなときこそリラックスする時間をとるようにしましょう!

 

 

いかがでしたか?

 

 

 

勉強とは直接関係のない話かもしれませんが、普段から幸せな状態を意識することで、パフォーマンスも上がると考えています。

 

何となく聞き慣れた話かもしれませんが、大いなる幸せをつかむために今を犠牲にして頑張っている方には届いて欲しいと思っています。

 

 

私の実体験として、小休憩をとらず1日中勉強したり、「何度やってもうまくいかない」と自分を責めてしまっていました。

 

今振り返ってみれば集中力は落ちていたし、自分が出来ないことばかり気にしてモチベーションを自ら下げてしまっていたと思います。

 

もちろん出来ないことを出来るようにしていくのはとても大事ですが、出来ていることはしっかりと自分で褒めて、心の健康も大切にしてくださいね。

 

また、これは本書の内容ではありませんが、幸せは比較するものではないと思っています 🔱

 

「他の人は持っているけど、自分にはない」という視点で物事を捉えてしまうと、ないものばかり数えてしまいます。

 

自分の既に持っているものは何なのか、考えてみてください ✨

 

 

本書では、今回説明しきれなかった科学的根拠にも触れているので、深く知りたい方はぜひ手に取って読んでみてくださいね! 😊

 

 

 

 

Have a lovely day💖

✨瀬戸・志段味の英語と英語でプログラミング教室MIRAI Labo.(ミライラボ)✨

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