こんにちは、May です!
 
最近花粉が猛威をふるっていますが、皆さん花粉症は大丈夫でしょうか?😷  
 
 
日本に住む私たちには辛い季節がやってきましたね。
 
本題に入る前の脱線になりますが、花粉症は英語で何というか分かりますか?  
 
せっかくなのでこれを機に覚えましょう✨  
 
花粉症は、「pollen allergy」や「hay fever」などと言います。  
 
会話では、「I have pollen allergy.」や「I have hay fever.」のように使います。  
 
他の使い方も気になる人はコロケーション辞典で名詞「pollen」や「fever」を引き、どのような動詞と一緒に使われるのか調べてみましょう。  
 
「suffer from」など他の動詞が載っているはずです。
 
(コロケーション辞典の使い方については、ジャーナル「コロケーションを意識して自然な英語を書く(初心者・中級者向け)」を参照してください)。
 
また、「I’m allergic to pollen.」という表現も個人的には好きです(be allergic to ~ = ~にアレルギーがある)👌
 
 
 
さて、それでは本題に入ります😉  
 
 
今日は単語の接頭辞接尾辞について書きたいと思います。
 
 
接頭辞(prefix と言います)とは、単語の最初に置かれる部分で、その単語の意味や文法的な性質を変化させる役割を持ちます。  
 
接頭辞は単語の前に付け加えられるもので、基本的にはそれ自体が独立した単語ではありません。  
 
例えば、「un-」は否定の意味を持つ接頭辞です。  
 
元の単語「happy(幸福な)」に「un-」を付け加えると「unhappy(不幸な)」となります。  
 
ここで「un-」が接頭辞であり、元の単語の意味を否定しています💥  
 
試しに英和辞典で「un」を引いてみましょう。  
 
【接頭辞】のところに「不…」と意味が書いてあると思います。  
 
このように、辞書で意味を調べることもできるので、単語を細かく分解して、意味を調べてみるのも面白いかもしれません🤓
 
 
 
一方、接頭辞と対をなす接尾辞(suffix と言います)は、接頭辞とは逆に単語の最後に付け加えられる部分です。  
 
 
接頭辞と同じく単語の意味や品詞を変化させる役割を持ち、接尾辞もまた、独立した単語ではなく、単語に付け加えられて初めて意味を持ちます。  
 
 
例えば、接尾辞「-ly」は形容詞に付け加えられることで副詞を造ります。  
 
「happy(幸福な)」という形容詞に「-ly」を付け加えると「happily(幸福に)」という副詞ができます🎶  
 
接尾辞「-ly」が元の形容詞「happy」を副詞に変えています。  
 
試しに英和辞典で「ly」を引いてみましょう。  
 
【接尾辞】のところに「形容詞・分詞につけて副詞を造る」と書いてあると思います✍️  
 
副詞の意味を持つ接尾辞「ly」を一度覚えてしまえば、初めて見る副詞の意味が分からなくても、品詞が副詞であることは予測できますね👍
 
 
 
それではここで一般的な接頭辞と接尾辞の例をいくつか見てみましょう。
 
 

接頭辞(prefix)の例  

 
・ab-(逸脱、分離) → abnormal(異常な)
 
・anti-(反) → antiwar(反戦の)、antichrist(反キリスト)、anticlockwise(反時計回りの(イギリス英語))  
 
・auto-(自) → automobile(自動車)   
 
・co-、con-、com-(共に、一緒に) → co-worker(同僚)、company(会社)
 
・counter-(反対) → counteract(反作用する)、counterclockwise(反時計回りの(アメリカ英語))
 
・dis-(反対) → disrespect(無礼)、disappear(消える)、disconnect(切断する)  
 
・ex-(外へ、前の) → export(輸出する)、ex-boyfriend(元カレ)
 
・in-、im-(中の、反対の) → import(輸入)、impossible(不可能)、incorrect(不正解)
 
・pre-(前の、予) → prewar(戦前の)、predict(予言する)、pre-1st grade(準1級)
 
・post-(後の) → postwar(戦後の)
 
・re-(再) → reconsider(再考する)、repeat(繰り返す) 
 
・semi-(半) → semicircle(半円)
 
・sub-(下) → submarine(潜水艦、海底の)、subliminal(潜在意識の)
 
・un-(不) → unhappy(不幸な)
 
 
 

接尾辞(suffix)の例

 
・-able(できる) → available(利用できる)   
 
・-ee(~された、される) → employee(従業員)、trainee(訓練生)
 
・-er(~をする者、物) → reader(読者)、teacher(教師)、employer(雇い主)、eraser(消しゴム)
 
・-ful(~に満ちた) → peaceful(平和な)
 
・-ic(的) → scientific(科学的な) 
 
・-ist(職業や信念) → artist(芸術家)、activist(活動家)
 
・-ment(動詞を名詞に変える) → payment(支払い)、movement(移動)、improvement(改善)
 
・-ness(抽象的な名詞を作る) → happiness(幸福さ)、healthiness(健康)
 
・-less(〜がない) → hopeless(希望がない)、careless(不注意な)
 
・-tion(動詞を名詞に変える) → imagination(想像)、definition(定義)、solution(解決策)  
 
 
ここに挙げた例はほんの一部ですが、基本的なものを一度覚えてしまえば、初見の単語でもある程度意味や品詞を予測することができます😎
 
また暗記か・・・と辟易してしまうかもしれませんが、これまで英語を勉強してきた皆さんは既に今までの蓄積があるので積極的に覚える必要はありません👍
 
 
接頭辞と接尾辞を意識しながら単語帳をざっと見てみてください。
 
元々知っていた単語同士に共通点を見つけるなど、色々発見があって面白いと思います🤩  
 
 
接頭辞・接尾辞は、積極的に暗記する必要はないと言いましたが、教科書や単語帳に出てくる単語の横に小さくメモを書くなどして、少しずつ覚えていくと、新しい単語を習得しやすくなっていきます。  
 
 
例えば、教科書に出てきた形容詞「abnormal」の接頭辞部分に下線部を引き、「逸脱、分離」と意味を近くに小さく書いておきます  ✏️
 
ある日英語を勉強していると、「abuse」という新しい単語が出てきました。  
 
「最初の ab は、この前覚えた abnormal の ab と同じだな。ab(逸脱、分離)と use(使用)で、abuse(乱用、悪用、虐待)という意味になるんだな。」  
 
と、abuseの意味を簡単に覚えることができます。  
 
 
さらに別の日、今度は「abduct」という新しい単語が出てきました。  
 
「最初の ab は、この前覚えた abnormal と abuse の ab と同じだな。  ab(逸脱、分離)と duct(導く)で、abduct(誘拐)という意味になるんだな。」  
 
と、理解が深まり、新しい単語をすらすらと覚えられるようになっていきます。
 
 
接頭辞・接尾辞を勉強することは、難解な単語が出てくる英検の勉強にもとても有効です。  
 
英検の単語帳に自分が発見した接頭辞・接尾辞をどんどん書き込み、効率よく単語を覚えていきましょう。  
 
 
単語の理解と記憶の助けに繋がると思いますよ!😄
 
 
 
 
 
💖Have a lovely day💖

✨瀬戸・志段味の英語と英語でプログラミング教室MIRAI Labo.(ミライラボ)✨

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