こんにちは😊
Georgeです
前回のジャーナルに引き続き、今回は「アメリカの授業はこんな感じ」ということをお話しして、日本との違いをさらに浮き彫りにした上で、皆さんへのメッセージとして「じゃあ、私たちはどうしたらいいの?」ということをお伝えしたいと思います💡
<Class vs. クラス>
このタイトルを見て、「えっ、Classもクラスも一緒じゃん」と思った人が大半と思います。
いぇいぇ、別物です😊
日本では、クラスとは例えば3年A組のことを指しますね。
アメリカだとClass of 2000のように言って、それは2000年6月卒業の学年のことを指します🎓
以下は、クラス(日本の「組=学級」)と、Class(アメリカの卒業学年)を意識して読んでくださいね。
では、アメリカの高校にA組に該当するようなものはあるのでしょうか。
Homeroomはありますが、朝の15~20分くらい決められた教室・座席に座って、全校放送で教頭先生からの連絡事項を聞き、星条旗への忠誠を誓うだけの場所です🇺🇸
このHomeroom単位で、みんなでまとまって何かをする、というようなことはありません。
日本の「クラス=学級」では、一部の授業を除くと1時間目から6時間目までずっと同じ席で、同じ級友と授業を受けます。
そして、歌唱コンクールや体育祭、球技大会などは「クラス対抗」で行われることが多いと思います🏅
1年間の積み重ねで、クラス単位の団結力は、絆とも言えるとても強いものになります。
これは日本の教育制度のいい点かもしれませんが、同時に、時にはその団結力が“同調圧力”になったり、人間関係のストレスにつながったりすることもあります😓
うまく輪に入れないと、逃げ場がないような感じになる生徒もいるのではないでしょうか。
一方で、毎朝15分間、顔を合わせるだけのアメリカのHomeroomでは、顔見知りはできますが、団結力とは無縁です。
前々回のジャーナルで説明したとおり、毎時間、違う教室で授業を受けるため、それぞれ、いろいろな人と顔を合わせます🚶♂️
席が決まっている訳ではないので、自分の居心地のいい席(仲良しがいればその隣)に座れます。
団結力とは無縁で、気楽とも言えますが、一方で、自分の居場所がなくて不安定に感じるかもしれません🍃
余談ですが、アメリカでも愛校精神が培われる場はあります✨
年に1回だけですが、全校生徒が体育館に集まって、いろいろなスポーツチームの今期の活躍を祈る場であるPep Rallyという行事があります📣
また、特に秋期のアメリカンフットボール、冬期のバスケットボールの試合は夕方~夜にかけて行われることが多く、多くの生徒だけでなく、地域の住民も応援に駆け付けます🏈
週に1回発行される校内新聞には、スポーツだけでなく文科系のアクティビティの結果も掲載されますし、地元紙でも毎週のスポーツの結果などは大きく取り上げられます。
日本の高校野球のような全校応援はないですが、地域住民を含めて愛校心はとても強いです❤️
また、学年である「Class」内の団結も、ある程度は見られます。
学校独自のスタジャンに卒業年次を入れたり、Class Ringといって、卒業年次が彫られた指輪を購入して身に着けたりします💍
ただ、やはり、1年間、30~40人程度の同級生が、同じ担任教師のいる教室で1年間、濃密な時を共にする日本のクラス=学級の団結力には遥かに及ばないですね。
<Discussion vs. 講義>
アメリカの高校では、授業の様子も日本とはだいぶ異なります📚
ざっくりの印象ですが、日本の授業では講義8割、質問2割、みたいな感じではないでしょうか🤔
科目や担当教師にもよりますが、授業中に居眠りをする生徒がいる、ということもけっこうあると思います。
アメリカの高校では、少なくとも授業中に居眠りをしていた生徒を見たことがありません👀
当然、科目によって特徴はあります。
しかし、身体を動かすTypingや体育はもちろんのこと、覚えている範囲で、国語(アメリカなので、英語が「国語」。作文の授業でした)や化学でも、先生からの一方通行は皆無で、頻繁に生徒から手が上がり、議論が深められていきます🙋
イメージは、講義と質問が半々、というイメージです。
特に印象に残っているSocial Studies11(社会科~米国史)の授業の一コマの様子を描写してみます。
先生が5~10分程度、教科書のある箇所を読み、説明します📖
それについてどう考える、みたいな質問をすると、そこから先は討議が止まりません🔥
大半の生徒が手を挙げて、冗談も時折混ぜながら、自分の考えを述べます🙌
先生はそれについてコメントをしつつ、教科書に書いてあることをさらに深堀して解説する、そして、授業の終わりに5分間、小クイズを行う、そんな授業が毎回行われていました。
大学のゼミみたいな授業というのが、一番わかりやすい説明です。
マシンガンのような英語が行き交っている中で、たま~に、「日本では関連する制度は?」みたいなことも聞かれるので、恐ろしい授業だったのですが😅
アメリカ人の自己主張の強さや論理的な思考力がどのように形成されるのかを目の当たりにした体験でした💭
<まとめ:それぞれの特徴と育成される人間像>
前回の「特別活動」と今回の授業風景を中心とした日本とアメリカの違い、いかがだったでしょうか😊
Mayさんは日本の教育を「叱る教育」と定義していましたが、私は「規律・協調性を高める教育」と表現したいと思います。
集団生活的な側面に重きが置かれ、言い方はよくないかもしれませんが、軍隊的という側面があるようにすら感じます。
いずれにしても周りとのバランスを考えて行動することがとても重視されてるので、あくまでも一般論ですが、その結果、自分の意見を主張するよりも、空気を読む力が磨かれる傾向があると思います🍀
一方で、アメリカの教育は「自立性を高め個性を伸ばす教育」であると感じました✨
「出る杭」が叩かれるのではなく、むしろ尊重される結果、これまた一般論ですが、自己主張が強く、論理的な議論ができる人が多いと感じます。
<みなさんへのメッセージ>
Mayさんのジャーナルでは、「日本の教育では、もっと称賛を取り入れて、その中で規律やルールを教えていく方が良いのかもしれません」と結論付けていました。
私も基本的には賛成です。
ただ、日本の教育システムを変えることは一朝一夕にはできませんよね😅
では、今の環境の中で私たちはどうしたらいいのでしょうか🌟
まず、日本の教育が育んできた良い点を忘れてはいけないと思います✨
みんなで教室を掃除したり、運動会や文化祭に取り組んだりすることを通して、日本の生徒は「協調性」や「責任感」を自然に身につけています🧹
これは、例えばホテルをチェックアウトするときに部屋を綺麗にして出る、といった日本人らしいマナーにもつながっている気がします🏨
また、社会に出れば必ずチームで仕事を進めることがあり、そのときに協調性はとても大きな強みになります。
一方で、アメリカのように「自分の意見をはっきり言う」「個性を尊重する」姿勢は、日本の学校生活の中では意識しないと鍛えにくい部分なので、自分なりに工夫して補っていくことが大切だと思います💡
例えば、授業中に勇気を出して一言だけでも意見を言ってみる🙋
あるいは、家庭や友達との会話の中で、自分の考えを論理的に言葉にしてみる。
こうした小さな一歩を積み重ねることが、将来きっと大きな自信につながります。
つまり、日本の教育で培われる協調性や規律を土台にしつつ、自分自身で「自立性」「発信力」を意識的に伸ばすこと💪
この二つを掛け合わせれば、日本人としての強みを保ちながら、グローバル社会でも通用する力を磨けるのではないでしょうか。
教育制度そのものを変えるのは難しくても、自分の意識や行動は今日から変えられます✨
今の環境を嘆くより、「どう補っていくか」を考えることで、きっとみなさん自身の成長につながるはずです🚀
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