今日のジャーナルの題名は「誰もが通る道」です。
受験シーズンの幕開けにあたって、私自身の体験について記憶を辿りながら書き進めてみたいと思います📚
主に大学受験の時のことを書きますが、他のレベルでも応用が効くと思います💡
リラックスしながら読んでください😊
<心の持ちようについて>
私自身は受験時にさほど神経質になったりはしなかったです✨
確かに受験勉強は孤独で苦しく感じたような時もありましたが、「みんな、同じように苦しんでいるんだから、大丈夫」みたいに自分を軽めに納得させていました😊
また、気分が乗らない時には、勉強は一時的に全部ぶん投げて、ラジオを聴いたり読書をしたりというようなプチ現実逃避を結構頻繁にしていました📖
周りにあまり神経質になる人がいなかったのも助けだったのかもしれないですね。
共通テストの前後の頃だったと思いますが、担任の教師が何かの書類を生徒一人ひとりに渡していた時に、私に上手く手渡しできず、「先生、紙が落ちちゃったじゃないですか!縁起でもない」と冗談めかして言ったら、「おぅ、こんな紙が落ちることを気にするんだったら、どんどん落としてやる」と言って、拾った紙をもう一度ふっと投げる、そんなやり取りもしているようなクラスでした🤣
ただ、こうした逸話だと、今ナーバスになってしまっている当事者には届かないかもしれないですね。
古い歌ですが、The Eaglesというバンドの”Take it easy”という歌が気分を軽くしてくれるかもしれないですよ🎵
<具体的にやったこと>
受験に向けて、私が「やっていてよかった(かも)」ということを3点、ご紹介します。
①筆記用具
「鰯(いわし)の頭も信心(しんじん)から」という諺を聞いたことがありますか?
節分に柊(ひいらぎ)と鰯を家の門のところに飾ることで鬼の侵入を防ぐ、という古くからのしきたりが語源ですが、要は「(鰯の頭のような)つまらないものでも信じる人には尊く思われる。」というような意味です。
「信じる者は救われる。」と大体同じようなものですね。
前置きが長くなってしまいましたが、私は筆記用具には変なこだわりを持っていました✏️
毎回の模試、受験の本番にはいつも同じシャープペンシル1本と鉛筆3本(HB×2本とF×1本)を必ず入れていました🖋️
鉛筆のうちの一本には、端っこの塗装を削って1~6の番号を書いておくという、選択問題における「究極の切り札」もちゃんと準備していました(笑)
そして、「これさえ揃っていれば、絶対に大丈夫」と自分を暗示にかけていました✨
筆記用具は私にとって鰯の頭でした!
②下見
上の「筆記用具」はどうでもいい導入ネタでしたが、「下見」は大事なお話しです🚶♂️
私は、特に思い入れのある本命校を中心にいくつかの大学には、前日までに下見に行きました。
実際の受験時間に合わせて事前に行っておくと、朝の暗さとか電車の込み具合、乗り継ぎの注意点など、いろいろなことに気が付きます🚉
何よりも、受験当日に心の余裕を持つことができるので、これはお薦めしておきます👍
私の受験校は全て自宅から当日行ける範囲内だったのですが、もし、受験に際して宿泊や飛行機の移動を要するような場合には、ちょっとしたストレスになりますね。
飛行機の乗り方やビジネスホテルのチェックイン、チェックアウトの流れ、宿泊の時に持っていた方がいいものなど、周りの大人の人に聞いてみておいた方がいいかもしれないですね。
全然難しいことはないのですが、ちょっとしたことを知っているだけでストレスを軽くできると思います。
③最終段階はわかる問題の復習のみ
もう一点。
これはよく言われていることですが、受験が近づいたら新しいことはやらないことが大切です⚠️
これまで何度もやった問題集をもう一回やってみる、書き込みが一杯ある参考書をもう一度読み直してみる。
こうした復習的な勉強で記憶の定着・再確認を図ることに徹した方がいいと思います😊
こんなんで大丈夫だろうか?この問題集もやっておいた方がいいのではないだろうか?という気持ちはよくわかります。
ただ、ここで心に惑いを生じさせてしまうよりは、しっかり自信を持って受験に臨める方がよほどいいと思います。
そして、心に惑いが生じてしまったら、The Eaglesの”Take it easy”ですよ(笑)
<気を付けよう!>
①体調管理
恥ずかしながら、私はある私立大学(滑り止め)の受験3日前に風邪をひいてしまいました🤒
軽めの発熱はまだいいとして、お腹も壊してほぼ何も食べられない状態が2日続きました。
受験当日には熱も下がりお腹も治っていたのですが、とにかく力が入らない、頭も働かないという最低の状態だったのを今でもよく覚えています。
本命校だったらと思うと、ゾッとします(ちなみに、結果は補欠合格でした)。
共通テストには追試験・再試験という制度があるので、体調が芳しくなければ無理をせず追試験にかけた方がいいと思います。
二次試験は大学によっては別日程を組んでくれるところもあるかもしれませんが、基本的には受験日は一回しかないと思います。
神さま、仏さま、そして、筆記用具さまにもお祈りしつつ、体調管理には万全を期しましょう。
②お金
最後にとても現実的な話をします💵
これは、受験日ではなく入学式の日に起こったことなのですが、参考になると思うので恥を忍んで紹介します😅
私が大学生だったのは、まだSuicaとかPASMOなどがない頃で、通学には定期券、それがなければ現金で切符を買うのが常識だった時代です。
大学入学式の日、まだ定期券も買っていなかった私は、財布には往復の電車・バス代とほんの少しの+αしか入っていませんでした。
入学式は昼前に終わったのですが、なんと、「午後にオリエンテーションがあるので、○○に集まるように」というアナウンスがあるではないですか!
当日知り合ったばかりの級友と学食に行ったのですが、「ほんの少しの+α」で買えるものがない!
頭の中で、「ここのバスに乗らなければ、何とかなる!」と素早く計算し、何とか一番安いもの(たしか、カレーライスだったかな。)を、涼しげな顔を作りながら注文することができました。
級友は「誰かと話しながら食べると、ご飯が美味しいね」などと言ってきたので、「そうだね。」と答えつつ、内心は「あっ~、やばかった。」と安堵していたシーンが心から離れません。
(さすがに、初対面の級友に借金を申し出る勇気は出なかったです。)
すっかり余談が長くなってしまいました。
とにかくお金です。
受験当日、何があるかわかりません。
まずは受験のしおりで昼食のことは最低限調べておきましょう。
そしてそれ以外にも余裕の金額を持っておきましょう。
PASMOなどは十分にお金が入っていますか?
電車やバスが事故で運休することもあり得ます。
ご家族が車で送ってくれるのでなければ、残る手段はタクシーしかありません。
(そもそも、途中で電車が止まってしまったら、自分の力だけで学校にたどり着かなくてはいけません)。
何もないかもしれませんが、私の場合の筆記用具と同じで、持っているだけで心に余裕が生じます。
鰯の頭よりも遥かに価値がありますし(笑)
みなさんが普段の実力をしっかりと発揮できることを、心からお祈りしています!✨
「自分の将来は周りが決めるんじゃねぇ、世の中の流れに乗るもんでもねぇ。自分の人生は自分で作る。人生はどうなるかじゃなく、どうするかだ!」
~桜木健二(ドラゴン桜)
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