◯ 私が香港で受けている授業
こんにちは!✨Claire です。
香港にもようやく冬が近づいてきました!
昼間はまだ少し暑い日もありますが、夜は涼しくてとても過ごしやすいです。
香港の木は、1年中、緑色のものが多いそうで、紅葉を楽しめないことが少し残念です…。
さて、今日は、私が香港で受けている授業についてお話します。✈️🇭🇰
私は、4つの授業を履修していて、そのうち3つは心理学、もう1つは家族学に関する授業を履修しています。
○心理学の授業について
心理学の授業では、基本的な心理学の理論、動機付けに関する理論、教育心理学の3つについて学んでいます。
香港では、障害を持った児童への教育が問題視されているそうです。
そのため、心理学の授業では、そのような子どもたちに対してどのようにアプローチをしていくか、
ということについて考えることが多いです。
日本でも、現在、インクルーシブ教育が進められています。
しかし、まだうまくいっていないというのが現状ですよね…。
香港も同じような状況にあり、小中学校の先生たちは、
どのようにインクルーシブ教育を進めていくべきか、探り探りの状態で授業を行っているそうです。
インクルーシブ教育を効果的に進めていくためには、
教師が心理学を学び、一人ひとりのニーズに合わせた教育を行うことが求められています。
そのため、普段の授業では、ADHDや自閉症の子どもたちが、集中して授業を取り組むためには、
どの心理学の理論が活用できるか、子どもたちが必要としていることは何か、
などについて他の学生と討論しながら、考えを深めています。
○家族学の授業について
もう一つ、私が履修している授業の中に家族学というものがあります。
この授業では、家族が子どもの成長にどのような影響を与えているのか、
また、社会が家族へ与えている影響は何か、などについて学んでいます。
香港では、約20%の家庭が貧困に苦しんでいるそうです。
そんな家庭を助けるために、ある小学校では、子どもたちが何かを達成した際のご褒美として、
インスタントヌードルやお菓子などを提供するという取り組みをしているそうです。
このような取り組みをすることで、貧困家庭で起きやすいと言われている
虐待やネグレクトなどの問題が生じるのを防いでいるそうです。
子どもたちが笑顔で出前一丁のインスタントラーメンを持っている写真を見て、ほっこりしました(笑)。
実際に、この制度を取り入れてからは、貧困家庭の親子関係の問題が改善され、
多くの貧困家庭の子どもたちが楽しく学校へ通うことができているという研究データもあるそうです!
日本でこのような取り組みを見聞きしたことはないので、少しびっくりしましたが、
学校がこのように家庭へ介入することで貧困家庭を救うことができるのはとても素敵ですよね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回もお楽しみにしていてください!☺️
Have a lovely day💖
✨瀬戸・志段味の英語と英語でプログラミング教室MIRAI Labo.✨