良い目標は、良い未来に導く

こんにちは、Timです。

皆さんは学習する際に、目標を立てて学習していますか?

 

過去に立てたことがあるけれど、うまく実行できずに諦めてしまった方もいるかもしれません。

恥ずかしながら私が学生の時は、目標を立てては達成されないというサイクルを繰り返していました。

 

目標を立てずに学習を進められる方もいるかもしれません。

 

ですが、うまく目標を立てられるようになれば

・達成感を味わえる

・いつまでに学習が終わるか見通しが立つ(=遅れているか、進んでいるか判断できる)

・ある分量の学習をするためにどれだけの時間が必要か、自分の遂行能力を客観的に評価できる

など様々な効果があります。

 

 

受験勉強は学生時代で一旦幕を閉じますが、

効果的な目標を立てられる計画力や、ある事柄を達成するために必要な時間を把握する力は、

将来仕事をする上でも大事なスキルになります。

 

学習を通してその力を手に入れられれば一石二鳥なので、目標を立てる力を身につけていきましょう!

 

 

定性目標と定量目標

そもそも「目標を立てる」という言葉を聞いて、どんなイメージが湧きますか?
少し立ち止まって、考えてみてください。

 

 

目標には大きく分けて2種類、定性目標と定量目標があります。

 

定性目標は、目指すべき状態など、数値化できない目標のことです。

「英語を使って道案内がしたい」「海外を旅 行できるようになりたい」など。

 

この定性目標は、見る人によって、伝わり方が違うという特徴があります。

「道案内できる英語力」と言っても、

どの程度単語力をつければ良いか、どんなフレーズを覚えれば良いかは人によって意見が異なるでしょう。

 

定量目標は、数値や数量がある目標のことをいいます。

「来月30日までに、単語帳の単語を5000語覚えよう」

「今日は3時間学習しよう」

「毎日教科書を5ページ読み進めよう」など。

このように数字が入っていれば、誰から見ても達成したかどうかを判断できます。

 

 

ここで大事なのは、どちらの目標が良い悪いということではありません。

自分が立てた目標はどちらに当てはまるのかを把握できること。

また、両目標をしっかり組み合わせて使えることが重要です。

 

「道案内できる英語力をつけたい」という目標だけでは、何をどれだけ学習すれば良いかわかりません。

「単語帳の単語を5000語覚えよう」だけでは、確かに学習は進むかもしれませんが、

その後の活用イメージがないと、 何のために学習するのか迷ってしまうかもしれません。

 

つまり、組み合わせが重要です。

 

「志望校に受かるため」「将来海外の仕事で英語を使える」という定性目標があるのなら、

そのために「単語をどれだけ覚える必要があるか」「どんなフレーズを覚える必要があるか」

という定量目標を考えてみましょう。

 

逆に、 いつも定量目標ばかり立てているのであれば、

「これは将来どんなことに繋がるだろう」「どんな問題を解くときに役立つだろう」と考えてみてください。

 

 

 

定量目標の立て方:SMART

定性目標と定量目標どちらも大事だと言いましたが、

実際に行動するためには、定量目標は欠かせません。

 

上手に定量目標を立てるために、SMARTという指標をご紹介します。

良い例と悪い例を見比べて、自分の目標がSMARTに沿ってうまく立てられているか振り返ってみてください。

 

 

Specific(具体的に)

抽象的な内容があれば、より具体的にしましょう!

 

悪い例:前置詞を完璧に理解できるように頑張る

良い例:参考書の前置詞ページの問題を、全問正解できるまで解く

 

「具体的には?」と自分に問いかけてみましょう。

 

 

Measurable(測定可能な)

誰にでも伝わる指標に落とし込みましょう!

 

悪い例:参考書を半分終わらせる

良い例:参考書をP120-150ページまで3時間かけて読む

 

 

Achievable(達成可能な)

無謀な目標を立てるのは、自信喪失にもつながるのでやめましょう。

 

チャレンジングな目標を立てたい場合は、

最低到達目標、最高到達目標の両方を決めておくと良いかもしれません。

 

悪い例:1週間で参考書全て取り組む

良い例:1週間で参考書を20ページ取り組む

 

「本当に達成可能?」と自分に問いかけてみましょう。

 

 

Related(自分と関連した)

「志望校の長文読解が解けるように」など、自分が意味を感じる目標を設定しましょう。

 

海外旅行で話せるように、ライバルより良い点数をとるために……など、

自分にとってやる気が湧くイメージを持てると挫折せず取り組めます。

 

考えすぎるとドツボにハマってしまうので、

Relatedに関しては、必須というよりうまく紐づけられればOKくらいに考えましょう。

 

悪い例:とりあえず英語を勉強しよう

良い例:志望校に合格するために、英語を勉強しよう

 

「これが出来ると、どんな良い未来に繋がる?」と自分に問いかけてみましょう。

 

 

Time-bound(時間制約がある)

期限を決めましょう。

遠い期限だけではなく、近い期限も設定できるとより良いです!

 

悪い例:参考書を35ページ読む

良い例:来週水曜日までに、参考書を35ページ読む。そのために、毎日5ページ読む

 

「いつまでに?」と自分に問いかけてみましょう。

 

 

 

最後に

目標とうまく付き合えるようになれば、自分にとって良い効果がたくさん待っているので、

ぜひ効果的な目標を立てられるように意識してみてください。

 

ただ一つ注意点としては、全てをいきなり盛り込もうとしなくて大丈夫です。

 

もちろん全て盛り込められれば盤石な目標を立てることができますが、

一気にやろうとすると「目標を立てるのが難しくて、学習に進まない」となりかねません。

 

SMARTに則れば、Achievableではない目標になってしまい、本末転倒でしょう。

ひとまず目標を立てて行動し、うまくいかなかった時にSMARTを一つ一つチェックして、

分かりやすいものから改善する程度で大丈夫。

 

ハードルが低いところから、少しずつ取り入れていきましょう!

 

 

 

 

Have a great day 🍠 🍁

✨瀬戸・志段味の英語と英語でプログラミング教室MIRAI Labo.✨

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