こんにちは😊 Georgeです🤝
受験シーズンが近付いてきましたね。
悔いが残らないように、しっかりラストスパートを頑張りましょう💪
ただ、最後の最後は、やはり「神頼み」になる人が多いかもしれません🤔
今日は、そんな「神頼み」についてです。
最初から脱線しますが、「神」と聞いて思い出す逸話と、それにまつわる英語説明から始めます📖
アメリカに留学していた時のホストファミリーの家には、聖書の「詩篇」からの引用が書かれた飾り盾が壁に掛かっていました📜
Blessed are the peopleから始まる詩なのですが、とてもおしゃれなフォントで書かれていたため、何と書いてあるのか気になりつつ、ずっと読めないでいました。
経緯は省略しますが、ある日、ホストファミリーから「読んでみて」と言われたので、
”13 less are the people”と読み上げました。
そうです、フォントがオシャレすぎたので、Bの字をずっと13だと信じていて、
「13 less are the people」って何?
と思っていたものの、特にそのまま流していたら、ホストファミリーから「読んでみて」と言われてしまったのです😂

詩篇などという存在も知らなかったですし……。
これを聞いたホストファミリーは
……
ただ、黙っていました😌
私が何を言っているか、意味不明だったんだと思います。
調べてみると、この文言で始まる詩が詩篇にはいくつかあるようです🔍
ホストファミリーの家に飾ってあったのがどれかは記憶していないのですが、その内の一つ、詩篇89篇 第15節(Psalm 89-15)を紹介します✨
” Blessed are the people who know the joyful sound!
They walk, O Lord, in the light of Your countenance. “
うん。
少し難しいですね!
まず、単語をいくつか紹介します
bless 祝福する、(恵みを)授ける 「blessed」で「幸いな、祝福された」という意味になります📚
the joyful sound(喜びの音)とは、昔のイスラエルで、お祭りの時や神様を礼拝する時に鳴らされたラッパの音や、人々の歓声のことです。
know the joyful soundとは、喜びの音を知る=「神の臨在を経験し、礼拝の喜びを理解する」ことを比喩的に表現しています🕊️
lord 主人、支配者、首長、領主。Lordと最初の字を大文字にすると、「主(しゅ)」、神への呼び掛け、になります。
walk単に歩くことではなく、「日々を生きる」「生活する」という意味で使われています🚶♂️
countenance 顔つき、表情、(精神的)援助、支持、奨励、賛助、落ち着き
the light of Your countenance(あなたの御顔の光) とは、神様の「恵み」「ご加護」などを表す比喩表現です✨
次に最初の文の構文についてです。ここでは倒置法が用いられています。
通常の英文だと、
The people who know the joyful sound are blessed.です。
これは、関係代名詞がわかれば意味を取れますね。
この文に、詩的な倒置が行われ、形容詞 Blessedを文の頭に置くことで、「幸いなのは…である」 という強い印象とリズムを作っているんです🎵
詩篇のこの箇所は、次の16節まで一緒に捉えた方がわかりやすいので、二つの節を合わせた参考訳を掲載します📖
【15~16節の参考訳】
喜びの叫びを知る人々は、なんと幸いなことでしょう!
主よ、彼らはあなたの御顔(みかお)の光の中を歩みます。
彼らはあなたの御名(みな)によって一日中喜びます。
そして、あなたの義によって彼らは高められます。
これを少しわかりやすく書き直すと、
「神を信じ、その存在を喜ぶ人は、常に神の愛と恵みに守られて生きていくことができます。そして、神の正しさによって、その人は価値ある尊い存在とされるのです」
くらいの意味になります😌
神への信頼と感謝に満ちたメッセージが込められている詩です🙏
ここまで、少し高尚な説明になってしまいました。
ここからが受験生へのメッセージ「神頼みについて」です🌟
<神様、どうか、あと10点だけ>
受験が近づくと、世の中が少しピリピリした雰囲気に包まれます。
図書館でも、学校でも、みんな少し緊張した顔で参考書を開いています📚
朝は参考書、昼は過去問、夜は模試の復習📘
寝ているときにマークシートの夢なんかを見たら、さすがに少し休んだ方がいいかもしれないですね😴
誰でも、多かれ少なかれこんな時期を乗り越えてきているんですよ!
そして、大半の元受験生たちは、最後の最後には、「神様、仏様」とつぶやいていたんだと思います🙏
理系でも文系でも、宗教とは関係なく、みんな最後は天を仰いでいた!
<人間は、なぜ神頼みをしてしまうのか>
「努力こそ全て」と言われたりします。
でも、努力をしても、結果はまだ“確定”しません。
だからこそ、誰もが心に不安を抱えています😟
この不安を少しでも軽くしたい、心を落ち着けたい。
――そういう時に人は、「自分以外の何かに委ねる」んですね💭
「天は自ら助くる者を助く」という言葉があります。
Heaven helps those who help themselves.です。
西洋、東洋を問わず、神様は「がんばってる人」に最後の追い風を吹かせてくれる存在です🍃
だからこそ、あなたが今必死で頑張っているなら、神様も「うん、もう少し応援してやるか」と思ってくれるはずです😌
神様は、サボっている人には塩対応です。
でも、がんばっている人には意外と甘くて、ちょっとしたボーナス点をくれるかもしれません✨
<おまじないとは、“心の深呼吸”>
「おまじない」は、案外馬鹿にできません😉
人の脳は、「何かを信じることで安心する」ようにできていると言われています。
「大丈夫、守られている」と思うと、余計な力が抜けて、集中力が戻ってくるんです💡
日本では、「手のひらに“人”という字を書いて飲み込む」など、いろんなおまじないがありますよね🔮
これは気持ちを整える“儀式”なんです。
だから、試験当日に「お願い、神様!」と心の中で叫ぶのは、決して弱いことじゃありません。
むしろ、自分の中の不安をちゃんと認めて、ちゃんと対応しようとしている証拠なんです👍
<そして、神様は「鏡の中」にもいる>
ここまで、「神頼み」について、あれこれと書き連ねてきました📝
誤解しないでいただきたいのは、「神頼み」は、最後の最後の瞬間だけだということです。
それまでに重要なのは「努力」です🔥
つまり、“ひたすら頑張ってきた努力”と“信じる心”がセットになってこそ、本当の実力が出るんです🎯
あなたがここまで積み重ねてきたノート、問題集、睡眠時間を削って頑張った勉強時間。
それらがあなたの中に、着実に積もっています📚
試験の前日、神社に行くのもいいけれど、鏡を見てください。
そこにいるのが、今まで努力してきた“あなた”という神様です✨
<そして当日>
試験会場で問題を開いた瞬間、頭が真っ白になることもあるでしょう。
でも、その時こそ思い出してください。
深呼吸をして、心の中でつぶやくんです😌
「神様、仏様、そして昨日まで頑張ってきた自分様。どうか力を貸してください。」🙏
これでOK。
あとはあなたの手が勝手に動いてくれます✏️
そうです、あなた自身の積み重ねが動かしているんです🌟
<おわりに>
受験とは、自分の努力を信じる練習でもあります。
最後まで勉強することがもちろん大切です📖
でも、最後の最後に「神頼み」したっていいと思います😊
だから、どうか笑ってみてください。
神様は、真面目すぎる人より、少し笑っている人の方が好きかもしれないです。
そして、笑っている人のほうが、本番でも強いかもしれません💪
さあ、鉛筆を握って、ニッと笑って、こう言いましょう。「行ってきます、神様!」😄
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