こんにちは😊 Georgeです。

 

今日は、まず、次の文章を読んでみてください📖

 

I dropped my hamburger on the ground① during lunch break, and when I picked it up, my coworker said, “Five-second rule doesn’t apply to gravel.” 

I told him it was made with premium ground② beef, and that quality like this shouldn’t go to waste. 

My decision to eat it was grounded③ in careful visual inspection and a sniff test. 

He looked horrified, but I finished it anyway and felt completely fine. 

Later, he admitted he once ate a sandwich he left on top of the printer overnight. 

At least I had the five-second rule as my grounds④—he couldn’t justify his case with even five hours.

 

 

<単語>

coworker:(会社の)同僚  

five-second rule: 5秒ルール  

apply to:(~に)適用する

gravel:砂利  

go to waste:廃物になる  

careful visual inspection:注意深い視認検査

sniff test:匂い検査(くんくん匂いを嗅いだ結果)

look horrified:驚いた(怖がっている)ように見えた

admit:認める  

overnight:一晩  

justify:正当化する

 

 

さて、このショートストーリーにはgroundという単語が4つ出ています💡

 

①は初級者、③と④は中級者、そして、②がすんなりと読めた方は上級者だと思います✨

 

 

ランク順に解説しますね。

 

①は、「地面」「土」「運動場」などの意味を持つ名詞です🏟️

 

日本語でも「グラウンド」というので馴染みのある単語です。

 

③と④は、①と同じ単語ですが、

 

「根拠」「立場」「意見」の意味で使われています📚

 

「地面に根差した」的な意味で「根拠」となります🌱

 

③は動詞で「根差す」、④は名詞で「根拠」と訳すとしっくりくると思います。

 

 

さて、②がわかりづらかったと思います🤔

 

これは「(臼で)細かく砕く」のような意味の動詞grindの過去分詞形groundを形容詞的に用いているので、①、③、④とはスペルは同じでも別の単語です。

 

ground beef=牛ひき肉です🥩

(ただ、厳密にはgrindは「(コーヒー豆やスパイスなどの固いものを)(臼などで)細かく砕く」なので、本来は「すり潰す=mince」を用いたminced beefが正しいのですが、ground beefも普通に使われています)。

 

なお、余談ですが、日本語でひき肉のことをミンチと言いますが、これはmincedからきています。

 

そして、メンチカツは、もともとミンチカツだったものが、メンチに訛ったものです😋

 

 

お待たせしました😊

 

全文の和訳(ちょっと意訳あり)です。

 

どのくらいわかっていたでしょうか?🤔

 

 

 

昼休みにハンバーガーを地面①に落としちゃった🍔

 

すぐに拾ったんだけど、同僚は「砂利には5秒ルールは通用しないよ」と言ってたんだけど、超高級牛ひき肉②のバーガーだったんで、ゴミ箱行きはありえないと言ってやったんだ。

 

そして、目視検査と匂いテストへの合格を根拠③に、食べる判断をしたよ👀

 

同僚はドン引きしてたけど、無事完食してお腹を壊すこともなかったんだ😌

 

後日談なんだけど、彼も以前プリンターの上に一晩置きざりにしていたサンドイッチを食べたことがあるって告白したんだ。

 

僕にはせめて5秒ルールという根拠④があったけど、彼の場合は5時間でも正当化できないよね。

 

 

 

いかがだったでしょうか?😊

 

落とした場所にもよりますが、私は安物の合い挽き肉ハンバーガーであっても、砂利とか多少のゴミを手で払って食べる派です!😅 

 

 

 

いや、そういうコメントではないですね。

 

ごめんなさい🙏

 

→まっとうなコメント:同じスペルなのに、全く違う単語、どうにかしてほしいですよね。

 

 

ただ、考えてみると、日本語の方が同音異義語はたくさんあります💭

 

橋/箸/端、

 

紙/神/髪、

 

交渉/高尚、

 

登校/投稿/投降/東港、

 

状況/上京

 

など、いくらでも出てきます。

 

 

アメリカ人が日本語を習うよりは楽なんだと思って、ひとつずつ地道に覚えていきましょう👍

 

 

 

<練習問題>

 

同じスペルでも違う単語、いろいろな練習問題を用意してみました📝

 

まずはノーヒントでトライしてみてください。

 

  1. He left the hotel, and turned left for the airport.

 

  1. He is very kind and gentle. He is the kind of boy whom everybody loves.

 

  1. He swung the bat so hard that even a bat would have flown away in fear.

 

  1. The dog bit my shoe and ran off. That made me a little bit sad because it was my only good pair.

 

  1. I wrote a heartfelt letter to her. She responded by grading my grammar—each letter had a score.

 

  1. The box looked heavy, but it was surprisingly light. A soft light from the window made it glow like treasure.

 

  1. The current of the river is too strong. I cannot swim across it with my current swimming ability.

 

  1. I missed the train because I forgot to train my brain to wake up on time.

 

  1. I had to row the boat hard. I was in the front row, and everybody else behind me was very lazy.

 

  1. This chess match ended as someone lit a match to fake a fire alarm.

 

  1. That is the well-known well where Okiku-san comes out of and counts the number of plates every night.

 

  1. I told my mom to take a right turn at the corner of the Mirai labo. building, but she went straight on, and, finally got lost. She said to me on the following day, “You were right, I should’ve listened more carefully.”

 

  1. I handed her a birthday gift wrapped in pink felt. She must have felt very happy because that was her favorite color.

 

  1. I had a surprise gift for her birthday in my bag. As she walked close to me, trying to see what was inside, I needed to close it.

 

  1. He was a great colonel who had the ability to lead his troops. However, he was shot with a bullet made of lead, and could not survive until the end of the war.

 

  1. She leaves her house at noon every day, walking 10 minutes to the supermarket. She does not have to worry about tans as leaves on trees protect her from the sunlight along the way.

 

 

<コーヒーブレイク>

 

冒頭の例文で、groundの①、③、④は同じ単語だけど②だけは全く違う単語、ということを書きました☕

 

英和辞典では、上付き文字を使って、ground1、ground2のように単語自体をわけていることが多いです。

 

私の持っている辞書をパラパラめくってみたら、3まである単語は結構たくさんありました📖

 

例題3のbatはなんと、4までありましたよ!😲

 

 

<回答編>

 

それでは、16個の問題の回答編です。

 

訳文と同音意義単語のそれぞれの意味を載せておきます📝

 

これらの単語は、英文で出てきた順番どおりに訳しているので、参考にしてください。

 

今日はここまで!✨

 

 

1.彼はホテルを出て、空港に向かって左に曲がった。

 

left: ①leave(去る、出発する)の過去形 ②左

 

 

2.彼はとても親切で優しい。😊

 

彼は誰からも愛されるようなタイプの男の子だ。

 

kind: ①親切な(形容詞) ②種類(名詞)

 

 

3.彼はバットをとても強く振ったので、コウモリでさえ恐怖で飛び去っただろう。🦇

 

bat: ①野球のバット ②コウモリ

 

 

4.犬が私の靴にかみついて走り去った。🐶

 

それは私を少し悲しくさせた。

 

なぜなら、それが私の唯一の良い靴のペアだったからだ。

 

bit: ①bite(噛む)の過去形 ②小片、細片、少しばかり、わずか(a bit, a little bit)

 

 

5.私は彼女に心のこもった手紙を書いた。✉️

 

彼女は私の文法を添削して返事をくれた。

 

一文字ずつに点数をつけてね。

 

letter: ①手紙 ②文字

 

 

6.その箱は重そうに見えたが、驚くほど軽かった。

 

窓からのやわらかい光がそれを宝物のように輝かせていた✨

 

light: ①軽い(形容詞) ②光(名詞)

 

※glowは、自然光、赤熱光、暖かさなどの意味(名詞・動詞)がある単語です。growと混同しないように。

 

 

7.川の流れが強すぎる。

 

私は今の泳力では泳いで渡ることができない。

 

current: ①流れ(名詞) ②現状の(形容詞)

 

 

8.私は電車に乗り遅れた。

 

時間どおりに起きるように脳を訓練するのを忘れていたからだ。

 

train: ①電車 ②訓練(する)

 

 

9.私はボートを力強く漕がなければならなかった。🚣

 

私は最前列にいて、後ろの人たちはとても怠けていた。

 

row: ①(ボートなどを)漕ぐ ②列

 

 

  1. このチェスの試合は終了した。

 

誰かが偽の火災報知のためにマッチに火をつけたからだ。

 

match: ①試合(タイトルマッチのマッチ) ②(火をつける)マッチ🔥

 

余談:Z世代で、マッチで火をつけたことがある人って、どれくらいいるんだろう?🤔

 

 

11.あそこにあるのが、毎晩お菊さんが出てきてお皿の数を数える、よく知られたな(=有名な)井戸だ。

 

well: ①よく、良い(副詞)well-knownで「有名な」 ②井戸(名詞)

 

※副詞の用例は、very wellの形などで学校の早い時期に習うと思いますが、

 

井戸の意味は知らない人も多いと思います。

 

少なくとも、私は学校で習った覚えはないです。

 

余談:この例文は、怪談「番町皿屋敷」を知っていることが前提となっています。この怪談を聞いたことがない人は、インターネットなどであらすじを調べてくださいね。

 

 

12.私は母に「ミライラボ・ビルの角を右に曲がって」と言ったが、母はそのまま真っ直ぐ進み、ついに迷子になった。

 

翌日、母は私に「あなたが正しかった。

 

もっとちゃんと聞いておくべきだった」と言った。

 

right: ①右(の) ②正しい     

※この単語には、このほかにも「権利」という意味もあります。

 

 

13.私は彼女にピンクのフェルトで包んだ誕生日プレゼントを渡した。🎁

 

彼女はとても嬉しいと感じた違いない。

 

なぜなら、それは彼女の好きな色だったからだ。

 

felt: ①フェルト生地 ②feel(感じる)の過去分詞形

 

 

14.私は彼女の誕生日用のサプライズプレゼントをバッグに入れて持っていた。

 

彼女が私のそばに歩み寄って中を見ようとしたとき、それを閉じる必要があった。

 

close: ①接近した(副詞)発音:klóʊs  ②閉じる(動詞)発音:klóʊz

 

 

15.彼は部隊を指揮する能力のある偉大な大佐だった。

 

しかし、鉛の弾丸で撃たれ、戦争の終わりまでは生き延びられなかった。

 

lead: ①指導する、導く  ②鉛(なまり)

 

 

16.彼女は毎日正午に家を出て、スーパーまで10分歩いていく。

 

木々の葉が太陽光を遮ってくれるので、日焼けを気にする必要はない。🌿

 

leaves: ①leave(出発する(動詞)の3人称単数形)  ②leaf(葉っぱ(名詞)の複数形)

※前半の文は、毎日の習慣なので、現在形です。

 

 

木にはたくさん葉っぱがあるし、また、木もたくさんあるので、葉っぱも複数形になります。 偶然、leavesで一致しました!

 

 

 

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