先日、ロイター通信(イギリスの通信会社)のニュース記事で AI に関する興味深い記事があったので紹介したいと思います✨
「AI は経済的に恩恵となるのか呪いとなるのか、歴史が手がかりを提供している」という内容です 🕰️
実際の記事のURLも載せておくので、このジャーナルを読む前に記事を読みたい人は下記サイトにアクセスしてください💻
記事の内容や使われている単語の難易度はかなり高いですが、先に記事を読むことに挑戦してから答え合わせのような感覚でこのジャーナルを読んでいただいても大丈夫です。
難易度が高すぎる場合は記事の冒頭部分にあるSummary部分(要約)を読むだけでも十分です。
ニュース記事タイトル : Will AI be an economic blessing or curse? History offers clues
それではニュースを解説していきますね 💡
この記事では、AIが経済的な恩恵となるか呪いになるかについての議論および過去の様々なケースを取り上げています。
恩恵
・ 生産性と生活水準が上がる 💰
(年間 14 兆ドルから 22 兆ドルの価値)
・ 人類は単調な仕事から解放され、創造性に溢れた余暇のある生活を送れるようになる
・ 新しい職種が生まれる可能性✨
呪い
・ AI に代替される仕事が増える懸念
・ AI 進化の経済への影響は不確実および不均等で、悪い場合もある
(例:紡織機による労働時間の延長や、機械式綿繰り機による奴隷制度の拡大)
・ 技術の発達により新しい職種が生まれたとしても、多くの場合低技能
(例:ネットショッピングの普及による配送サービス)
・ 恩恵や富の大部分が先進国や億万長者に集中する💦
要約すると、AI は経済的な恩恵をもたらす一方で、懸念やリスクもあるため、全人類が平等に恩恵を享受するためには、各国の AI 投資に対する競争政策や労働者の権利を含む政治的な取り組みなどが重要ということでした 🌟
皆さん、これを読んでみてどう思いましたか?
これまで AI の脅威と聞くとやはり仕事を失う恐れが 第一に頭に浮かんでいましたが、労働時間の拡大や富の集中など AIによる具体的な悪影響については予測出来ていなかったため、私としても勉強になるニュース記事でした 📰
それでは、AI の呪いやリスクを回避するためには、記事の結論に書いてあるような政府の政策ではなく、個々の私たちはどのように準備をすれば良いのでしょうか?
1. AIテクノロジーの理解と監視
まずは AI の本質や進化を理解することだと思います 💻
先日のジャーナル「生成AIの使い方」でもお話しましたが、AI のメリット・デメリット、適切な使い方・不適切な使い方を知っておくことが重要です。
勉強、仕事、プライベートで少しずつAIを使っていくことで、AIの強みを自分のために活かしつつ、その弱みや潜在的なリスクにも目を向けるようにしていきましょう。
使っているうちに人間にしかできないことや、頼りすぎたら危険なことが見えてくるはずです👀
また、継続して使うことで進化の度合いを確認・監視し、リスクが生じた場合には早期に察知して対応することもできると思います。
2. 自分の能力・キャリアの多様化
先進国に住む私たちは、日本がAIへの投資競争から取り残されるリスクよりも、AI に取って代わられ仕事を失う労働者が増えること、またその労働者に自分が該当することの方が脅威に感じると思います。
一部の職業が変わる・無くなる可能性があるのであれば、他の分野の仕事もできるように力を付け、リスクを分散させるしかありません。
確証の無い未来に向けて、できること・得意なことを少しでも増やして備えておきましょう🌟
AI に代替される職業一覧などもよく見聞きしますが、時代の変化というものはなかなか予想通りにはいきません🤔
減る・無くなると言われているような職業でも、いざ AI の活用が始まるとニュースの記事に書いてあったように反って労働負担が増えたり、または効率性や生産性が上がってバランスの良い働き方ができるようになったりなど、予想とは逆の方向に時代が進んでいくこともあります。
未来はなかなか予測困難ですが、AI と共存していくためには、技術の発展に関するニュースに注目するなどして、未来の傾向を掴むことがとても大切だと思います。
目まぐるしい時代の岐路に立っているからこそ、皆さんも普段からアンテナを張り巡らせ、ニュースに注目してみてください。
私も皆さんと共有したいニュースを見つけたらジャーナルでシェアしていきますね✨
Have a lovely day💖
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