英語を勉強していると、「日本語だけ話せる人」よりも
「英語だけ話せる人」に最初から産まれたかったと感じることがあると思います。
もちろん、英語のような共通語を話せる方が圧倒的に有利なのですが、
世の中にはバイリンガル(言語を 2 つ習得している人)と呼ばれる人たちも一定数いますよね。
日本語と英語の 2 言語を使いこなせるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
・ 世界中の人々とコミュニケーションがとれる
英語と日本語を両方とも使えると、世界中の人々とコミュニケーションをとることができます。
英語は国際語として広く使われており、多くの人々が話すことができます。
英語ネイティブは欧米諸国が中心となりますが、
我々のように英語を第 2 言語として勉強する人たちともつながることができますね。
また、日本語は日本をはじめとするアジアの国々で使われ、勉強されています。
両方の言語を使えることで、モノリンガル(言語を 1 つのみ習得している人)よりも
多くの人々とコミュニケーションができるようになります。
・ ビジネスや職場でのコミュニケーションがスムーズになる
世界的なビジネスの場で英語が主要な言語として使われるのは昔からですが、
最近では日本で英語を使用する職場も増えています。
例えば、インターネットサービスを手広く展開している楽天株式会社や
携帯電話などの事業を持つソフトバンクグループ株式会社、
またユニクロで有名な株式会社ファーストリテイリングは、会社内での公用語を英語にしています。
会社で行われる会議や配布される資料が日本人同士でも英語中心ということですね。
これには、会社の海外進出やグローバルな人材の確保などの目的があると思います。
このように、日本で働く場合も日本語と英語を両方とも使えることで、
ビジネスや職場でのコミュニケーションがスムーズになります。
・ 異文化理解を深めることができる
言葉や文化は密接に関連しており、
日本語と英語を使い分けることで、両言語の文化的背景や考え方を理解することができます。
例えば、日本語の「遠慮する」は、他人に迷惑をかけないように控えめであることを指します。
「遠慮する」を和英辞典で引くと「hesitate」と出てきますが、
これは 「何かをする前にためらうこと」や「乗り気がしない状態」を表します。
あくまで自分の都合や気持ち的に躊躇しているのであって、
日本語の「他人を気遣い、言動を慎み控えること」とは少々ニュアンスが違うことが分かると思います。
これには日本人特有の
「自分よりも他人を優先し配慮することを美徳とする文化」が言語に現れているのだと思います。
・ 自分の世界を広げることができる
日本語と英語の 2 言語扱えるということは、
自分がアクセスできる情報量が単純に 2 倍になります。
日本国内と英語圏のニュース、日本語の新聞と英字新聞、
日本語サイトと英語サイト、邦画と洋画、邦楽と洋楽。
また、SNS などで自分の考えや発信したい場合も、
日本語と英語の両方で書くことで読者の数が 2 倍になります。
両言語で SNS を駆使すると交友関係が広がり、
またこれからの時代は勉強も仕事も上手くいきやすくなるかもしれません。
情報の受信・発信量以外にも、
自分の選択肢を日本の外にまで広げることができるという大きな利点が生まれます。
日本に限らず、 海外の大学に入学したり、海外企業に就職したりすることもできます。
海外を進学先や就職先に選ばなくても、留学で行くこともできますし、
会社から短期間の研修として行くこともできるかもしれません。
以上のように、日本語と英語を両方とも使えることには多くのメリットがありますが、
バイリンガルの優位性はもちろん日本語と英語に限られません。
中国語、ヒンディー語、スペイン語は英語に次いで使用人口の多い言語とされており、
日本語と英語以外でも自分の可能性を広げることはできると思います。
もちろん、使用人口が多ければ良いという訳ではなく、
話者の少ない少数言語を使いこなせるバイリンガルはその希少性を武器にすることもできます。
皆さんは既に日本語という難解な 1 言語を習得できているのですから、
バイリンガルを目指して勉強を続けていれば今後素晴らしい人材になっていくと思います。
Have a lovely day💖
✨瀬戸・志段味の英語と英語でプログラミング教室MIRAI Labo.(ミライラボ)✨